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AIチャット

AIチャットはBlyckの中心機能です。Claude Code CLI(Anthropic)または Codex CLI をアプリ内に直接埋め込み、ユーザー本人のアカウント・クレジットでモデルを呼び出します。会話内容はBlyckサーバーを経由せず、ローカル(userData/chats/)にのみ保存されます。

初めてAIチャットパネルを開くと、AI準備ウィザードが自動的に実行されます。

  1. CLI検出 — システムにClaude Code CLI / Codex CLIがインストールされているかを確認します。
  2. インストール案内 — 未インストールの場合、インストールコマンドとリンクを案内します。
  3. ログイン確認claude login / codex login の完了有無を確認します。

ウィザードを通過すると、すぐにチャットを開始できます。以降はウィザードが再表示されません。

方法説明
Ctrl+Shift+Aアクティブパネルを分割してAIチャットを追加
左メニュー → AIチャット新しいタブで開く

入力欄左のドロップダウンから Claude または Codex を選択します。チャットごとに独立して指定され、チャットの途中でも切り替えられます。

項目内容
プロバイダーClaude(Claude Code CLI)・Codex(OpenAI Codex CLI)
モデル選択チャットごとに独立指定、チャット途中でも切り替え可能
マルチターンセッション維持 — アプリを終了して再起動しても会話の文脈が続きます
応答トークン単位のリアルタイムストリーミング、■ 停止(または Esc)で即座に中断

チャットはパネル単位で複数を同時に開けます。各チャットが独立セッションなので、一方が長い作業中でも別のチャットで作業できます。

AIに与える権限を作業の性質に合わせてワンキーで切り替えます。

キーモードAIができること
Ctrl+1💬 チャット読み取りのみ。 分析・質問・コードレビュー。いかなる変更も不可
Ctrl+2📋 計画読み取り + ドキュメント(.md)作成。コード・DBの変更不可 — 設計段階用
Ctrl+3⚡ 実行+レビューすべてのツールを使用可能、各ステップでユーザー承認を経て進行
Ctrl+4🚀 自動自律的に進行。一般的な読み書きは自動、危険な作業のみ確認を要求

AIはMCPブリッジを通じて約40個のツールでワークベンチを直接操作します。ツール実行はチャットスレッド内にツールカード(アイコン + 名前 + 所要時間)としてインライン表示され、カードをクリックすると入力値と結果を展開して確認できます。

領域代表的なツール
ファイル読み取り・書き込み、ディレクトリ一覧(リモートプロジェクトならSFTP自動ルーティング)
DBクエリ実行、スキーマ照会、カラム統計分析
SSH・WinRMコマンド実行、出力収集、サーバー環境の自動探知
Git・ChangeSetstatus/diff/log/commit、チェックポイント、変更の取り消し
実行・プレビュープログラム実行・観測、スクリーンショット、コンソールログ、クリック・入力、視覚回帰
RAGワークスペースのセマンティック検索(workspace_search
エディタコードの直接注入(レビューモードならApply/Rejectカード)
その他Python隔離実行、画面・VNCキャプチャ、ユーザーへの質問、通知

AIの回答のコードブロックごとに実行ボタンが付きます。

  • SQL — ▶ をクリックするとアクティブなDBパネルで実行
  • Bash/PowerShell — ▶ をクリックするとSSHまたはターミナルパネルで実行
  • diff — 🔀 をクリックするとファイルに適用

実行結果は次のメッセージのコンテキストに自動添付されます。

データ分析・アルゴリズム検証・正規表現テストのような計算を、チャットごとの隔離venvでPythonとして直接実行します。システムのPythonには影響がなく、パッケージインストール(pip)は確認ダイアログを経ます。チャットを削除するとvenvも一緒に整理されます。

AIが呼び出すSQL・シェルコマンドは、静的分析でリスク度を自動分類します。

リスク度動作
読み取りSELECT, ls, cat自動実行
書き込みINSERT/UPDATE(WHEREあり)、mv, chmod確認ダイアログ
破壊的DROP/TRUNCATE、WHEREなしの DELETErm -rf強い確認 + 影響プレビュー
システムパス/etc, C:\Windowsブロック

DB接続に prod 環境ラベルを付けると、その接続のリスク度が1段階引き上げられます。

ツール承認ゲート(⚡ 実行+レビューモード)

Section titled “ツール承認ゲート(⚡ 実行+レビューモード)”

⚡ 実行+レビューモードでは、AIがファイル修正・コマンド実行の前に承認カードを表示します。

ファイル編集カード

  • +/- diff 形式で変更内容をプレビュー
  • [Apply] [Reject] [このセッションは自動許可] を選択

コマンド確認カード

  • コマンド・実行パス・理由を表示
  • [実行] [拒否] [このセッションは自動許可] を選択

拒否時に理由を入力するとAIに伝わり、別の方法を提案してもらえます。承認するまでAIは無期限に待機します。

Claude extended thinking または Codex reasoning が有効なモデルでは、回答内に折りたたみ式の「💭 思考プロセス」カードが含まれます(デフォルトは折りたたみ状態)。カードをクリックすると、AIの内部推論全体を確認できます。Claude・Codex とも同一のUIを使用します。

添付 — ファイル・画面キャプチャ

Section titled “添付 — ファイル・画面キャプチャ”
方法説明
📎 ボタンまたは @画像・テキスト・PDFファイルを添付
Ctrl+Lエディタで開いているファイルを現在のチャットに添付
📷 画面キャプチャ十字ドラッグで領域選択 → マークアップ → 「AIに送信」(外部モニター含む)
Webプレビュー ✏️プレビューパネルの画面をAIに送信
画面録画特定のフレームをAIに送信

画像は一時ファイルとして保存された後、AIがvisionで分析します。

ワークスペース自動認識(コンテキストチップ)

Section titled “ワークスペース自動認識(コンテキストチップ)”

メッセージを送信するたびに、アクティブなタブのパネル状態が自動的に収集され、AIに渡されます。

パネル渡されるコンテキスト
エディタ表示中のコード + 選択範囲 + カーソル位置
DB結果グリッド実行したクエリ + 結果サンプル + 選択したセル
DBツリーアクティブな接続 + スキーマ(テーブル・ビュー一覧)
SSHターミナル最近のコマンド + 出力 + 選択範囲
SFTP現在のパス + 選択ファイル
フォルダツリー現在のディレクトリ + Git状態(ブランチ・修正ファイル)

そのため「このクエリ結果から」「今見ている関数を」「このサーバーで」のような表現が通じます。

入力欄上の**「AIが見ています」**バーにパネルチップが並びます。

  • チップをクリックすると、実際に渡される内容(サイズ、マスキングされたフィールド)をプレビューできます。
  • チップの [×] で特定のパネルを除外でき、薄く表示された(バックグラウンドの)パネルはクリックして含められます。
  • サイズはパネルあたり4KB・全体20KBに制限され、自動要約されます。
  • パスワード・APIキー・トークン・秘密鍵は自動マスキングされ、AIに渡されません。prod 接続はデフォルトで隠されます。

マルチセッション & プロジェクトフォルダ

Section titled “マルチセッション & プロジェクトフォルダ”

複数のチャットが同時に開いているとき、AIは他のチャットの最近の作業を workspace_recentworkspace_locks で自動認識します。ワークスペースノートworkspace_note)でチャット間のメモを共有できます。例えば、あるチャットで「深夜2時に本番点検中、DDL禁止」と書いておくと、別のチャットのAIもこれを読んで注意します。

AIチャットパネル上部でプロジェクトフォルダを指定します。

  • 代表フォルダ — 基準フォルダ。Gitチェックポイント、リモート検索の基準になります。
  • 追加フォルダ N個 — フロントエンド + バックエンドのように複数のフォルダを同時に指定できます。
  • リモートSFTPフォルダ — リモートフォルダをプロジェクトフォルダに指定すると、ファイルツールがSFTPに自動ルーティングされます。

大きな分析・レポート・リファクタリングは、AIがバックグラウンドタスクとして分離して実行できます(同時最大5個)。メインチャットはそのまま使用でき、完了すると結果を取得します。素早い委譲が必要なときは、サブエージェント(ai_subchat)に下位分析を任せ、結果を受け取って続行します。

チャット管理・メッセージアクション

Section titled “チャット管理・メッセージアクション”
  • チャット一覧 — タイトル・最終アクティビティ時刻・メッセージ数・トークン使用量とともに並び、検索で過去のチャットを見つけられます。
  • タイトル変更 — チャットタイトルをダブルクリックして名前を変更します。
  • メッセージコピー — 各メッセージの 📋 ボタンで全内容をコピーします。
  • コードブロックアクション — コードブロックごとにコピー / ▶ 実行ボタンが付きます。
  • 各回答のヘッダーにモデル・所要時間・トークン数が表示され、チャットごとの累積トークン/コスト(USD)が集計されます。
  • チャット履歴はローカル(userData/chats/)に保存されます。機密情報はマスキングされた形でのみ保存されます。

AIは回答の前にワークスペースをセマンティックに検索(workspace_search)し、プロジェクトのコード・DBスキーマ・過去のチャットを参照して、引用したファイルを「参考:」として表示します。クリックすると元の位置に移動し、AIの回答の根拠を直接確認できます。埋め込みはローカルで処理されるため、コードが外部に出ることはありません。

統合検索の直接使用(ショートカット Ctrl+K、ソースフィルター、リランキング設定など)は RAG統合検索 のドキュメントを参照してください。

AIが修正したファイル・DB・SSHの変更は ChangeSet に自動記録されます。チャット下部の 📦 ChangeSet チップまたは Ctrl+Shift+H で「この作業」フィルターを使い、AIが行ったことを確認して項目ごとに取り消してください。

「AI準備が必要」メッセージが繰り返し表示されます ウィザードでCLIインストール → claude login(または codex login)の順に進めてください。インストール後、CLIが認識されるにはBlyckを再起動する必要があります。

応答が来ない、または途中で止まります 自動リトライが最大3回実行されます。認証が期限切れの場合は再ログイン後に新しいチャットを開いてください。■ 停止後、メッセージをより具体化して再送信するのも効果的です。

停止後に再要求すると空の応答が来ます ツール実行の途中で停止した場合に発生します。新しいチャットを開いて続行してください。

承認カードなしでファイルが変更されました 🚀 自動モード(Ctrl+4)に設定されているときに発生します。Ctrl+3(⚡ 実行+レビュー)に切り替えると、各ステップで承認カードが表示されます。

特定のパネル情報をAIに送りたくありません コンテキストプレビューバーで該当パネルチップの [×] をクリックすると、そのパネルが今回のメッセージから除外されます。

パスワードがAIに漏れる可能性はありますか? パスワード・APIキー・トークン・秘密鍵は自動マスキングされ、AIに渡されません。prod 接続はデフォルトでコンテキストから除外されます。

RAG検索結果がない、または見当違いです モデルのロード・ダウンロード待ち、またはインデックス作成中の可能性があります。ソースフィルターを調整するか、.termeditignore でノイズになるパスを除外してください。詳細は RAG統合検索 を参照してください。